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今日はファッションの話ではないけれど。犬も猫もウサギも人もみんな可愛い、みんな生きている。

2016-03-07

岡山のペットショップで犬や猫の生体販売をやめたという記事を読みました。殺処分される犬の里親探しを始めたそうです。凄いです!

「ペットを売らないペットショップ 販売やめて殺処分される犬の譲渡先探し 転換した理由を責任者に聞く」

私も猫を飼っているので餌を買いにペットショップへはよく行きます。ついでに売られている猫や犬を眺めるのですが可愛いと思う気持ちよりも先に「売れ残ってしまったらどうなるのかしら」という気持ちが先立ってしまって、なんだかいたたまれなくなります。

さすがに衝動買いは少ないとは思うのですが、あの愛らしい姿にうっかり買ってしまって世話に困るので捨ててしまった、ということがたまにあるように聞くので生体販売はどうかな?と思っていました。そうでなくてもあの狭いゲージに入れられて、ジロジロ眺められるのは相当なストレスだと思います。

以前、もう10数年ほど前になるのですがアメリカに住んでいたことがあります。私の住んでいた州ではペットショップでの犬や猫の生体販売は禁止されていました。ペットショップのゲージに入っているのは里親探しをしている猫や犬だけ。

今回の岡山のペットショップの制度によく似ています。大概、捨てられたか、飼い主が亡くなったとかお世話のできなくなった子たちで、だから子犬や子猫は滅多にいなくて大人の猫や犬ばっかりです。病気持ちの子もいました。たまに子猫もいたりするのですがたいていは母猫もセットでの引き渡しの条件になっていました。

彼らはボランティアさんや、ペットショップの従業員にちゃんとお世話をしてもらっていて、もし引き取り手がない場合でも終生ボランティア団体がお世話をすることになっていました。それにかかる費用は寄付でまかなわれていたと思います。血統証付きの犬や猫を飼いたい人は直接ブリーダーさんに連絡をして、譲ってもらう相談をします。その場合もちゃんとお世話をしているブリーダさんかどうかをよく見極めます。

里親希望の猫や犬を譲り受ける時もちゃんと審査があります。ペットを飼える条件の家に住んでいるかとか、ペットのしつけはどうするか、予防接種はや避妊、去勢手術を受けさせるか、家にいる時間はどれくらいとか。場合によっては貰われていった子たちが幸せにしているかどうか追跡調査をすることも条件になっていたと思います。引き渡して終わりではなくて、その後を考えてくださいね、ということだろうなと思います。さすがペット先進国だと思った覚えがありました。あちらではペット可の物件がほとんどなので飼いやすいというのも大きいですね。

とまあ、徒然と書いてみましたが犬も猫もウサギも、オケラだって蚕だって飼えばかわいいものですよ。なるべく一緒に生きていける道がたくさんあるといいなあ、と思います。