※この記事は2025年5月に内容を見直して、最新の情報にアップデートしました
セカンドシーズンとは?パーソナルカラーをより深く理解するために知っておきたいこと
最近増えてきた「セカンドシーズン」のご質問
パーソナルカラー診断が世の中に浸透してきたことで、診断を受けに来られる方の中にプロ並みに詳しい方も増えてきました。
最近特によくいただくのが「セカンドシーズンって何ですか?」というご質問。
今回はこのセカンドシーズンについて、少し深掘りしてご説明したいと思います。
私の診断は「フォーシーズン方式」です
私が行っているパーソナルカラー診断は、フォーシーズン(4シーズン)と呼ばれる分類法です。
色をそれぞれの特性ごとに4つのグループ(部屋)に分け、
その中でどの「季節の部屋」に属するかを診断する方式です。
その4つの部屋とは:

- スプリング(春)
- サマー(夏)
- オータム(秋)
- ウインター(冬)
これがいわゆる「フォーシーズン=四季分類」です。
ファーストシーズンとセカンドシーズンの違い
診断結果で一番似合うとされる季節をファーストシーズンと呼びます。
セカンドシーズンとは「2番目に似合うシーズン」ではありますが、
単純な2位ではなく、色の特性の重なりで見ていく必要があります。
同じスプリングタイプでも、セカンドがサマーの方とウインターの方では、
似合う色の傾向がまったく異なるんです。
代表的なセカンドシーズンの組み合わせと共通点
▶ スプリング × サマー
共通点:「明るさ」
高~中明度の明るい色が得意。暗く重たい色は苦手な傾向があります。
▶ スプリング × ウインター
共通点:「透明感」+「鮮やかさ」
濁りのないクリアな色(清色)が得意で、ビビッドな色も似合います。
▶ スプリング × オータム
共通点:「イエローベース」
黄みを多く含む暖かい色味が得意。明るくソフトな印象になります。
▶ サマー × オータム
共通点:「濁り(ソフトさ)」
どちらもグレーを含んだ濁りのある色が似合います。鮮やかすぎる色は苦手。
▶ サマー × ウインター
共通点:「ブルーベース」
青みを含むクールな色が得意。シックで知的な印象に。
▶ オータム × ウインター
共通点:「暗さ・重さ」
低明度の深い色が似合います。パステルカラーなどの軽い色は苦手な傾向があります。
セカンドシーズンは「似合う色の深掘り」
このように、ファーストシーズンだけでは見えにくい色の傾向や相性も、
セカンドシーズンまで知ることでよりクリアになります。
セカンドは単なる「2位の色」ではなく、
似合う色の性質を多角的に知るためのヒントなんですね。
ぜひ「私はスプリング!」だけで終わらず、
「スプリング×◯◯で、こういう色が得意」
と深めてみてください。
似合う色=自分の魅力が引き立つ色。
その奥行きが広がると、ファッションやメイクがさらに楽しくなりますよ。